中国・南京市トップを取り調べ「重大な規律違反の疑い」

中国共産党の中央規律検査委員会は４日、江蘇省南京市のトップ、楊衛沢・同市党委員会書記（５２）が重大な規律違反の疑いで当局の取り調べを受けていることを明らかにした。

　詳細は不明だが、汚職で調査されている可能性がある。海外のネットメディアなどでは、楊氏は、摘発された周永康・前党中央政法委員会書記やその家族との親密な関係が取り沙汰されていた。江蘇省無錫市の党委員会書記などを経て、２０１１年３月から南京市のトップを務めていた。